2012年8月11日土曜日

本のこと  「日本の一番醜い日」

「日本の一番醜い日」(鬼塚英昭著)を、本箱にいれた。
ずっと、日本の一番長い日と信じてきたのが覆される。内容のすべてに賛同してはいないが、かなりの部分さもありなんと思われる。

朝日新聞の欺瞞、情報操作、隠蔽工作の原点はこれかと思わせる部分がある。
戦時中の対政府への対応について、社主が言ったこと。極めつけは、8月15日宮城前広場の写真とその説明。

最近も 「ソ連参戦情報の「小野寺電」 「大本営に着信」参謀が証言書簡」産経新聞がつたえた。 この電報を大本営参謀 瀬島龍三が握りつぶした。瀬島氏は後になって否定、知らんふりを続けて死んだ。

高級官僚のエリート意識の中に、国民に知らしむべし、よらしむべし、というのが遺伝子に組み込まれている。

福島原発事故をめぐる政府、官僚、東京電力、大手メディアの隠蔽、誤魔化し、無視、恫喝、不作為の体質をみればよく分かる。



昔は新聞の読者の声しかなかったが、今はインターネットがある。




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