2012年8月20日月曜日

早く選挙を  外務省の無責任


佐藤優氏の記事から、

外務省は何故やるべき仕事をしないのか。尖閣における「日中武力衝突」の危険性を過小評価するな と題して現状分析をしている。以下引用

・外務省の役割は、国際情勢、日中の力関係を冷徹に分析して、尖閣諸島に対する日本の主権を保全する現実的方策をとることだ。

・「話し合いを拒否したまま強硬路線をとれば、いずれは尖閣に中国軍が出てくる。行き着く先は日中間の武力衝突だ。日本人の血が流れる事態がありえる。漫然と現状維持ができると期待して、戦争を招くことほど愚かなことはない。集団的自衛権の行使を含めた防衛力の整備を進める一方で、戦争を避けるための外交を尽くすことだ。日本が主導することが肝心で、守勢に回ってはいけない」という東郷氏の提言を外務省は現実の政策に生かすべきだ。

上記につきると思う。

それにしても、丹羽大使の件は余りにもお粗末というか、官僚の非協力、不作為、省益優先の思考行動から起こったとしか思えない。

マスコミも所詮、素人大使は無理だとか、いろいろ理屈を並べるが、瀋陽事件を思い出せば、玄人外務官僚がいかに情けないか思い知ったではないか。

外務官僚には、国家を背負っているという気概はないのか?

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