2012年10月23日火曜日

高速バスで西へ つづき

山をおりるとき、虹がでた。

今日の天気は低気圧の接近で風雨が強まる。予報どおり低気圧のなかを一路西へ、足柄 雨、牧の原 雨、三ケ日 薄日、鈴鹿山脈を越えると晴れてきた。

昔、家康が鈴鹿峠を越えて逃げたおり、困難を極めたそうだが、。新名神自動車道を走ると実感がわく。とにかく眺めが良い。

万博公園の太陽の塔、目に光がついてるのを、初めて観た。なんども観てるはずなのに、光がついているのにはびっくり。

時間どおり大阪に着いた。

大阪駅構内、阪急方面、地下鉄と通路が拡張され、ずいぶん便利になっている。それにしても人が多い。



高速バスで西へ

これから、高速バスで西へ向かう。

鈴鹿山脈を越えるのが楽しみだ。道中一番高いところを通って大阪方面にはいる風景が目に浮かぶ。


2012年10月22日月曜日

不愉快なこと  東京電力の横暴、下請けいじめ

今朝、被爆線量隠しを取り上げていた。下請けの孫請け、そのまた下の請負業者が福島原発の事故現場で、仕事を失わないために、被爆線量隠しをしているとの報道がされた。この件で、東京電力の広報担当はインタビューに、このようなことは日本の製造業で一般的に行われていることで、東京電力は、正す立場に無いと答えた。早い話し、知ったことではないと言っているのに等しい。
暴言といわざるを得ない。

被爆による死者が出たとき、責任がないといえるのか。知っていて、見殺しにするのは犯罪ではないか。

昨年、3・11以来、東京電力の会見は極めて、不親切、欺瞞、横暴、隠蔽の繰り返しだ。

私達の税金を投入してもらったことなんか知らぬ存ぜぬ。当然の権利と思っているのだろうか。

もっと真剣に  日本学術会議報告書の衝撃 

元内閣官房参与 田坂広志氏が、日経ビジネス誌上で原発事故の真実というタイトルで語っている。以下一部抜粋。

” 9月11日に、日本学術会議が内閣府原子力委員会に対して「高レベル放射性廃棄物の処分について」という報告書を正式に提出し、「高レベル放射性廃棄物や使用済み核燃料については、現時点で、十万年の安全性を保証する最終処分(地層処分)を行うことは適切ではなく、数十年から数百年の期間、暫定保管をすべきである」


 「地層処分」ができないということは、高レベル放射性廃棄物や使用済み核燃料を、極めて永い期間、「長期貯蔵」しなければならなくなるということです。
 
 学術会議は、このことを「数十年から数百年の期間、暫定保管すべきである」と提言していますが、将来、地層処分の「十万年の安全性」が科学的に証明されるか、全く新たな最終処分法が開発されるまで、「暫定保管」(長期貯蔵)をしなければならないと提言しているのです。


 日本でも最高の学問的権威を持つ組織が、正式にこの提言を表明したことの意味は、想像を絶する重さで、これからの原子力行政と原子力産業にのしかかってくるでしょう。
 それにもかかわらず、残念ながら、政府も、財界も、メディアも、この学術会議の提言が意味するものの大きさと深刻さを、まだ理解していないようです。”
読めば読むほど恐ろしい。原子力村は相変わらず健在のようだが、これをどう捉えているのか。
孫のことを思い、私達は福島の事故を忘れず、これからも真剣に考えないといけない。

2012年10月21日日曜日

散歩のついでに  


図書館からの帰りに撮ったものです。


                                                           

愉快なこと 日本人はクリエイティブ世界一

NHKで、アプリをつくる若い世代、特に小学生や中学生のことを特集していた。この中でカードゲームを開発した中学生のことが紹介された。このゲームは

「水素、炭素、酸素、窒素の元素4種類を示すカード48枚を用意。対戦する2人が持ち札を各3枚並べ、分子ができる組み合わせのカードを取り合う。例えば、水素2枚と酸素1枚は水、水素3枚と窒素1枚はアンモニア。最後にカードが多い方が勝ちだ。」

これを開発したいきさつを紹介していたが、5歳からパソコンをさわっていたそうだ。そして小学生のころ、インターネットで得た知識をもとに友達とこのゲームのような遊びをしていたそうだ。

他にも、アプリをつくる女学生のグループを紹介していた。

この番組の中のコメンテーターが、クリエイティブの世界一は日本人だという調査があると紹介していたが、若い人の活躍に期待しよう。

不愉快なこと  野田・輿石の甘言

ずっと不愉快なことが続いている。

党首会談の前に、輿石氏は野田総理があたかも「近いうち解散について」、何ならかの発言をするだろうと期待させ、会談に応じさせた。ところが、野田総理はあくまでも答えようとせず、延命をにおわせる発言に終始したと報道されている。

野田・輿石両氏は極めて巧妙に詐欺を仕組んだようだ。

国会空転、特例法案の不成立を、自公の責任にしようとしても、国民はそれほど馬鹿でない。

第三極に期待しつつ、早く選挙を。

2012年10月18日木曜日

早く選挙を  民主党は精神分裂症ではないか

久しぶりに東京で爺さん同士の居酒屋談義を楽しんだ。

相変わらず人が多い。東京駅が復元されて綺麗なものだ。この周辺だけ見れば天下泰平、つかのまの平和かもしれないが。

民主党による政権交代に賛成投票をしたことを悔やむ一言から会話が始まる。アアいやだといいながら愚痴が続く。

今度の選挙では絶対民主党を分裂、消滅させたいと愚痴る。かといって、自公に期待しているわけではない。民自公以外の野党連合はできないものか。

維新の会は今もたもたしているが、まだまだ軌道修正ができるはず、竹中平蔵氏をはずすべしで意見一致。小泉、竹中の罪は重い。竹中氏は確信犯的に一切反省をせず、強弁を通す。

野田、輿石民主党首脳はなにを血迷ったのか、鳩山氏の最高顧問復帰、しかも外交担当というから絶句以外言いようがない。それに土肥議員が民主党に復帰したことだ。竹島の領有権放棄の共同宣言に署名した議員は辞職、しなければ除名すべきはずなのに、これも絶句。とにかく延命工作、策におぼれるとはこのことだ。

田中大臣の発案で、山中教授に洗濯機を送るそうだが、もっと他にすることがあるだろう。

中国、韓国との付き合い方には、日本人の甘さがある。両国以外のASEAN諸国との連携をもっともっとはかるべきだ。中国、韓国の製造業を支えているには、日本のメーカーだから部品の供給や技術支援をひかえればよい。

云々と続いた。

2012年10月17日水曜日

散歩のついでに

1週間、ひざが痛くて家で読書、音楽、ネットサーフィン三昧。

この間の強行軍がたたったのか。山を下って大磯から東海道を東へ、相模川沿いに北へ、246号を西へ、山に帰ったのがこたえた。

司馬遼太郎の「箱根の坂」にでてくる、岡崎城址、太田道灌の墓とか、いろいろあったので良かった。今度は、もう少しゆるやかな行程を組もう。

今日は、CDを返却に図書館へ行った。もちろん DAHON でゆっくり散歩。古本屋で「フラット化す

る世界」、下巻を見つけたので手に入れた。中身はすでに図書館で借りて読んでいる。

この本もそうだが、グリーンスパンの「波乱の時代」でも、アメリカの将来にとって教育が最重要課題だと提言している。ひるがえって、日本ではどうだろう。怪しげなゆとり教育だの、いじめがどうだの、もっと真剣に教育のことを考えるべきではないか。

日本の教育は、徳育に偏り、基礎学力が落ちていると指摘している研究者もいる。

情けないことに、現在の文部科学大臣が、かの有名な田中真紀子氏だから恐れ入る。わたしたちの孫は大丈夫だろうか。


アメリカにはチャレンジ精神の旺盛なひとがいるなあと感心したのは、「Parallella」というプロジェクトことをネットで知ったことだ。このグループはスーパーコンピューター並みのシステムを構築できるハードとソフトをオープンソースで開発している。そして、現在15ドル以上からの出資を募っているというので、早速サイトにいってみた。残念ながら、対象は、アメリカとイギリスにのみとのこと。






2012年10月15日月曜日

早く選挙を  しかし、まともな政党は何処に

復興予算の流用で騒いでいるが、高橋洋一氏の指摘をよく考えたい。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33798

昨日14日のフジテレビ番組「新報道2001」では、当時閣僚だった片山善博元総務大臣がばらまきだと批判。これに対し、民主党の細野豪志政調会長は「復興予算は被災地以外に使わない」との意向を示した。細野氏は、「昨年は(震災で)日本経済が破綻する瀬戸際だった。当初は被災地に限定することを考えたが、自民党からも意見をいただいて日本全体で付けようと判断した」とし、「この判断は全体としては間違ってなかった」と説明した。

これから見ると、民自公 三党が共同提案し、成立した「復興基本法」に仕掛けられていたことになる。

早く選挙をと思うが、政治家と官僚・役所はどこまで国民をだますのか。

2012年10月13日土曜日

本のこと  「タックスヘイブンの闇」

 「タックスヘイブンの闇」 世界の富は盗まれている! ニコラス・ジャクソン著 を読んだ。

マネーロンダリング、タックスヘイブン、オフショア、なんとなく聞かされていたが、その実態を知ることはなかった。

タックスヘイブン・オフショアの実態、その歴史的発展、その規模、その影響を実に幅広く教えてくれる。

下の帯にあることの意味を細かく指摘し、解決のための提言をしている。

大手企業から個人の富裕層がタックスヘイブンに所有している資産は、アメリカのGDPの総額に匹敵する! 
イギリスの大企業の700社のうち3分の一は本国で税金を払っていない! 
タックスヘイブンによって、途上国は毎年1兆ドルの資金を失っている!

とにかく、税金逃れのために、金融機関が国、政府に圧力をかけ、オフショアを創り出していく手口は圧巻である。

欧米の強欲が良く分かるし、小泉改革の新自由主義、構造改革を主張した人の背後で蠢いた勢力があったのではないかとの疑念がわいた。

日本の富裕層も資産を海外に移転していると仄聞するが、税金逃れは国の将来を危うくすると思う。

海外資金の流入という甘い罠(例え、必要であっても)と無税扱いと守秘性の提供がオフショアを生む。

2012年10月11日木曜日

早く選挙を  野田・民主党、ひどいではないか

もう 政治がらみのことは止めようと思っていたが、ひどすぎる。

1.第三次内閣改造。
  
在庫一掃といわれてもしょうがない。もう少し、国の将来を考えて組閣するべきだ。民主党になってから、大臣、副大臣の延べ起用人数が150人を超しているはず。もう二度と政権が取れないからと言って、バラマキはやることではない。
   
安住氏が適任と思わないが、大事なIMF総会の開催を前に交代するのはどうしてか。城島氏は、勝前次官の指しがねだと言う評論家の指摘もある。

福島原発事故も終わっていないのに、細野氏を交代させるのはどういうことだ。

2.臨時国会の開催時期不明。
  
通常内閣改造すれば、新体制でなにを、どうするのか。施政方針を明らかにするのが当たり前。しかも、特例公債法案他、審議すべきことがあるはず。
このままでは、消費税増税だけして、無駄の削減も、社会保障の見直しもしないことだ。
  

3、復興予算の流用。
  
小委員会の開催流会は、民主党議員の欠席のため。国会軽視、税金泥棒といわざるを得ない。

4、政権公約検討。
  
マニフェストを棚に上げておいて、広く国民の声を聞くようにと、メンバーに指示をしたと報道されたが、よくも言ったものだ。消費税しかり、脱原発しかり、国民の声なんぞ聞く気なんかないではないか。一内閣一閣僚もマニフェストにあったではないか。

野田・民主党は、全員で延命を図ることにしたとしかいえない。

4代目うそつき宰相を登場させるつもりか。あまりにも国民を馬鹿にする政党だ。

もう一つ、iPS細胞 山中教授のノーベル賞受賞で少しは正気になったのか、研究費の助成を見直すそうだが。あの有名な事業仕分けで、iPS細胞研究予算を大幅に削減したのは、民主党初代うそつき宰相 鳩山氏だ。山中教授は研究員の雇用の確保のため、マラソン出場までして寄付を募っている。


2012年10月8日月曜日

音楽のこと  Maria Joao Pires

毎日、彼女の 「モーツアルト ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K.446 と 第26番 ニ長調 K.537 」を聴いている。
特に、第26番 ニ長調 K.537 は、ライブ盤は、すばらしい。彼女が、かってインタビューで語った。

ポルトガルに saudade (サウダーデ)という美しい言葉がある。この言葉は他国語に訳せない。心象のなかに、風景のなかに、誰か大切な人が、物がない。不在が、淋しさと憧れ、悲しみをかきたてる。と同時に、それが喜びともなる。えもいわれぬ虚の感情・・・・・・。に、つかまったのだろうか。



妙なる音色とは、このことか。一つ一つの音が、鮮やかに、澄んで、静かに、虚空に和がれていく。

2012年10月3日水曜日

本のこと  散歩のついでに

昨日 愛用 DAHON で図書館と書店めぐり、欲しかった葉室 麟著 「蜩の記」と村上春樹著 「1Q84] Ⅱ を手に入れた。

葉室 麟は、「いのちなりけり」以来、ほとんど読んでいるが、手元にあるのは少ない。
秋の夜長に楽しもう。

村上春樹は、好きでも嫌いでもないが、たまたま「1Q84] Ⅰ を持っていて、なんとなく続きが気になって、Ⅱ があればと思っていた。


鴨が増える季節がきた。

2012年10月1日月曜日

早く選挙を  在庫一掃、退場前のパーティ

第三次、大惨事、野田内閣にひとこと、余りにひどい。

これであくまでも、解散引き伸ばしをするのだろうか?

さよなら、民主党。