2012年8月10日金曜日

もっと緑を

立秋が過ぎたが暑い。
公園で水の音を聞きながら、木々にかこまれていると気分が落ち着く。

街中では木がない、庭のある家々ではささやかな草花と庭木を植えている。
日本は地方にいくと山間部は樹木もあり林もあり森もある。
どうして都市部には森や林がないのだろう。
上野の森、明治神宮の森、日比谷公園などは明治時代、いわゆるお雇い西洋人の助言があって保存されたり、造り上げられたと聞く。

日本全国、町に近いところには林や森がない。ひどいことに山全体にびっしりと家がはりつき、遠くからみると昆虫がなにかにたかっているようだ。
これから人口減少していくなかで、いずれ廃屋が崩れ、元の山にもどるのだろうか。
ちいさな戸建て住宅の中をいろいろと工夫して暮らすのも楽しいが、その家が林や森にかこまれていれば、もっと楽しいと思う。
戦後、高度成長、列島改造の嵐にまきこまれ、家を持つということが一生の大事だと洗脳されたままだ。

環境、環境というが自分の周りの住みやすさから環境を考えたらどうか。





もっと緑がほしい。

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