2012年8月23日木曜日

本のこと 「金で買えるアメリカ民主主義」(G・パラスト)

いでよ 日本のグレッグ・パラスト!

2003年刊「金で買えるアメリカ民主主義」(GREG PALAST)を再読、流し読みする。

著者が、有力者や金に毒された政治家に「社会の敵ナンバーワン」として敵視される要因となった本書を読めば読むほど、アメリカ社会の病理に対する無力感と、これがおそらく日本でも起こっていることではないかと思うと恐ろしい。

福島原発事故の東京電力をはじめとする経済界、連合等組合幹部、マスコミの動きは金に毒されているとしか思えない。

2000年ブッシュ大統領が選出される過程で、フロリダ州で起こったこと、アル・ゴア候補の不可解な対応を今でも思い出す。このような大統領のポチ、サージエント(軍曹)とよばれた小泉総理の時代のつけに苦しんでいる。 

日本には、調査報道はないのか。一時期、鳥越俊太郎ががんばったようだが、コメンテーターをいきなりリストラされて、いまはどうしているのかしら。 

BBCに比べるとNHKはひどすぎる。

自主独立の報道機関がない日本の現状を変える若いジャーナリストよいでよ!

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